小説の記録

ちょっとした感想の記録

災厄の町(新訳版)

やっと読めました〜。ライツヴィルシリーズはどれから読んでも大丈夫ですがやはり災厄の町から読めばよかったと少しだけ後悔しました。

ライト家のノーラとの結婚式前日に姿を消したジム。そのジムが三年経って突然ライツヴィルに戻ってきました。彼の帰りを待っていたノーラと無事に式をあげてこれから幸福な日々が始まろうかというところ、ジムの荷物を整理していたノーラは三通のまだ送られていない手紙を見つけます。その内容は妻の死を知らせる文面でした。旧家で起きた毒殺事件にエラリーはどう挑んでいくのか。


ライツヴィルシリーズの中でも高評価というこの作品。個人的にはミステリーとして微妙でした。もっとトリック的なものが欲しいですね。このシリーズは事件が起こるまで長いと思いましたが気のせいでしょうか。しかし全体的に微妙だと思っても最後まで話に飽きるということはないので不思議です(笑)

ということでライツヴィルシリーズのなかでは『フォックス家の殺人』が一番好きでした〜!